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初日からカンボジアを嫌いにならない為に(乗り物と移動編)

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先日ネットを見ていると「初日からカンボジアを嫌いになりました」と書いてある残念な記事を見つけてしまいました。

これから来る方が同じ思いをしない為にも、勝手にその記事を解説&補足させていただきますので参考にしてください。

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初日からカンボジアを嫌いになりました。

こんなショッキングなタイトルで書かれているこちらのブログ。

【外部リンク】カンボジア旅行日記その3 〜初日からカンボジアが嫌いになりました。どうしましょう?〜

読み進めると割りと辛辣な言葉が並べられており、在住者の僕としては読んでいて胸が痛くなるような内容でした。

ただ結論から言えば、おそらくそこで書かれているほとんどは、投稿者様のちょっとした「誤解」がきっかけとなった「疑心暗鬼」によるものだと思います。

僕も他の国で同じような経験があるのですが、はじめての国で一度疑心暗鬼にハマってしまうと見るもの全てが疑わしく見え、不安から旅行がまったく楽しめなくなるんですよね(^^:)

これからカンボジアへ来る皆さんが同じような罠に陥らない為にも、勝手ではありますがこちらの記事を勝手に補足&ご説明させていただこうと思います。

 

カンボジアで疑心暗鬼になるきっかけ3選

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海外で疑心暗鬼になる原因はいくつかありますが、今回の投稿者様がその罠に陥ったきっかけになったであろうポイントをまとめてみます。

 

カンボジア入国にはビザが必要、そしてもちろん有料です。

投稿者様の記事を読むと、まずはじめに出てくるのが以下のような記述です。

なんと!パスポートだけでは、カンボジアに入れないらしいんですよ。
世界のパスポートの中でも信頼度が高いと言われる日本のパスポートも例外じゃないらしい。
いくら必要なんですか?
20ドルですね、仕方ないです、昔から関所を通るには袖の下と相場が決まっているのでね。
というのは、嘘で、カンボジアの入国にはビザが必要。
日本であらかじめ取る時間がなかったので、空港内でのアライバルビザを取得。

 

投稿者様も書かれている通り、確かにカンボジアにはビザが無いと入れません。

確かに日本のパスポートには大きな力がありまして、現在67ヵ国の国へビザ無しで観光することができます。

しかしそれらはあくまで「免除措置」という特別なもので、基本的に外国へ行くにはパスポート+ビザ(査証)が必要というのが基本です。

投稿者様は『時間が無かったので事前にビザを取らなかった』と書いておられますが、仮に知らなかった場合は確かに賄賂と勘違いするかもしれませんし、過去実際に「空港で賄賂を取られた!」という話も聞いたことがあります(現在はほとんど無いと思います)。

いずれにせよ入国にもたつくと旅の出足が悪くなってしまいますし、どこの国でも空港職員はそれほど愛想がよくありませんから、事情を知らないと「怖い」と思ってしまっても仕方ありません。

不要な先入観を持ってしまわない為にも、できれば事前にビザを取得しておく方がベターですね。

ちなみに投稿者様は「アライバルビザを20ドルで取得」と書いてありますが、この記事は2009年に書かれたものなので、今は倍ほどに値上がっていますのでご注意を(ぼったくられているわけではありません)。

 

トゥクトゥクやバイクタクシーの値段は交渉制(時間帯によって値段も変わる)

カンボジアのトゥクトゥクやバイクタクシーの料金はあくまで交渉制で、「言い値=最終的な料金」ではありません。

加えて日本のタクシーでも深夜料金があるように、カンボジアのトゥクトゥクやバイクタクシーでも夜になると料金が増します。

以下の記述はおそらく、それを知らなかった投稿者様の悲劇です。

空港内から出ると、空港の施設以外の明かりはなし。
要するにド田舎。
向こうではタクシーやら、トゥクトゥクやら、バイクタクシーの運転手が今か今かカモかカモかと俺を待ち構えている。
市街地までは、一番安いバイクタクシーでも2ドル。
俺が持っているガイドブックには1ドルが相場だと書いてある。
確かに当日成田空港で買ったばかりのガイドブックではあるが、発行が1年前の2008年5月と書いてあり、古いガイドブックは信用すべきじゃないとはいえ、それでも1年前のMadeInJapanのガイドブックと、カンボジアのバイクタクシーの言うこと、どちらが信じられるかと言うと、1年前のでも日本のガイドブックだ!絶対に!

 

ブログの記事というのはTwitterのようにリアルタイムで書かれたものではないので、これを書いた時点で投稿者様がかなり不信感が高まった状態でこの記事を書いているのがよくわかりますね。

だって空港を出て「向こうではタクシーやら、トゥクトゥクやら、バイクタクシーの運転手が今か今かカモかカモかと俺を待ち構えている。」と書いていますが、逆に空港に出て彼らが待ってくれていないと困りますからね(^^:)

それはさておき、文中から察するに投稿者様が空港に着いたのは夜。

カンボジアではトゥクトゥクやバイクタクシーの料金は交渉制となっていますが、乗る時間帯(混雑時や深夜など)によって料金が高くなることがあります。

それをふまえて2ドルが適正だったかどうかはわかりませんが、仮に高い値段を言われたとしても頭ごなしに不信感を持つのではなく、その後に値段交渉すればよかったのかもしれません。

個人的な感覚ですが「2ドル高いよ〜、1ドルにしてよ〜」と和やかに交渉していれば、上手くいけば1ドル、最低でも1.5ドルで乗れたのではないでしょうか?

それでも値段が下がらず(それが高いと思うなら)、他のドライバーに声をかけるという選択肢もありますからね。

※ ちなみに2016年現在の感覚でいえば、シェムリアップの空港から市内までのバイクタクシー相場は2〜4ドルです。

 

カンボジアのドライバーは英語が不得意な人も多いし、地図も読めません

投稿者様の悲劇はまだまだ続くのですが、次はカンボジアのドライバーさんが英語が不得意な人が多く、地図も読めないという事実を知らなかった為に生まれた誤解だと思います。

カンボジアのバイクタクシーは、もう既に、最初から、乗る前から面倒くさい。
「サクラ知ってるか?」
とか言っているので、知っている日本語をとりあえず言っているだけだろうと思っていたら、ゲストハウスの名前らしい。
そのゲストハウスを薦めてくれているらしい。
(中略)
「申し出はありがたいが、サクラではなくて、ヤマトに行ってください。」
「いや、サクラはいいんで、ヤマトに行ってくれ。」
「ホント予約してあるんで。」
「ノーサクラ、オンリーヤマト。」
「あー、もー、メンドクセー、お前らホントめんどくせー。」
ヤマトはやっていないとか嘘はいいから。
ヤマトを知らないんだったら、ここに地図があるから、それでも判らないんだったら用なしだから。
外国に訪れてこんなに早くキレタのははじめだ。

 

このやり取りから察するに、投稿者様とドライバーさんのどちらか(もしくは両方)が英語が苦手だったんだと思います。

その後の会話もそうですが、明らかに会話がかみ合っていないですからね(^^:)

カンボジアの公用語はクメール語ですが、周辺諸国と比べてカンボジアでは英語が通じる率がかなり高いです。

ドライバーさんであっても、簡単な英語くらいなら理解してくれることが多いのですが、少し込み入った会話をしようと英語では難しい場合もあります。

加えてカンボジア人の多くは(ビックリするほど)地図が読めませんし、有名ホテルであっても名前だけでは場所を知りません。

つまり、カタコトの拙い英語で相手の読めない地図を見せて、お互いが知らない目的地にたどり着こうとするのは、相当な困難があったと思います。

ではどうすれば良いかといいますと、ホテルの電話番号をメモしておき、そこにドライバーさんから電話をかけてもらえば解決するはずです。

こうすることで、ほぼ間違いなく目的地にたどり着きますよ。

 

それでも!カンボジアは良い国ですよ!!

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カンボジアにも課題や欠点は多々!多々!多々!とありますが、それを踏まえてもカンボジアは良い国です。

今回ご紹介した投稿者様はカンボジア人に不信感をお持ちでしたが、逆に僕はカンボジア人の人間性こそ、この国の誇れるところのひとつだと思っています。

例えば僕の奥さんはクメール語はおろか旅行英語さえままなりませんが、それでもカンボジアの空港ではいつも職員さんに助けられながら入国カードやビザ申請用紙を書いています(それくらいの単語は事前に調べておくべきですけどね)。

ちなみに奥さんは空港で、賄賂どころかチップすら払っていません。

トゥクトゥクやバイクタクシーのドライバーさんは大抵は気の良い人達ですが、確かにたまに変なやつにあたることもあります。

ただそれも相場よりもちょっと高めを言ってくる程度の可愛いレベルです(大幅に高く吹っかけてくるヤツなら交渉すらせず乗らない)。

 

ただちょっとした誤解でも一度疑心暗鬼に陥ってしまうと、その後の旅も楽しめませんし(そもそもカンボジアはベースに沢山課題がある国なので)アラを探せば突っ込みどころも多い国だとは思います。

今回ご紹介した記事の投稿者様は、その罠にどっぷりハマってしまったパターンのようで、読み進めると「相当ストレスが溜まってしまったんだろうなぁ」と、ちょっと申し訳なく思うくらいです(加えてその疑心暗鬼に付き合わされたドライバーさんにも深く同情します)。

 

特に空港から市内までのアクセスや観光の利便性は、旅行者にとってその国の印象に大きく関わります。

だからカンボジアでも将来的には空港からシャトルバスやモノレールを走らせたり、アンコールワットなどの観光地では周遊バスなどを用意すべきだと思います。

ドライバーさんだって(将来増えるであろう)公共の交通機関に負けないように、地図を読めるようにしたり、サービスを向上させたり、もっと努力すべきです。

ただそれらがそろっていない現在は「発展途上のアジアを感じられるというのも今のカンボジアの魅力のひとつ」だと思いますし、日本や先進国との違いを(不便さも含めて)楽しむのが、個人旅行の醍醐味ですよね!

これからカンボジアへ来られる方は、ぜひ寛大な心でカンボジア旅行を楽しんでいただけると幸いです(^^:)



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