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カンボジアの地雷の現状と、新たな救世主の誕生!?

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カンボジアをあまりご存知無い方にとって、この国のイメージでよく語られるひとつが「地雷」の存在です。

確かにカンボジアでは1980年代のポル・ポトによる内戦時に、カンボジア全土に大量の地雷が埋められました。しかし今では、多くの団体の支援や活躍でその数は激減しています。1993年に民主政権が誕生して20年以上たった今でも『カンボジア=地雷』のイメージを持つ人が多いのは、それだけそのインパクトが大きかったことが伺えますね。

念の為に言っておくと、2015年現在、カンボジアに旅行するにあたって地雷の心配をする必要はほぼありません。少なくともガイドブックに載っているような地域に行く分には、どこを歩いて頂いても全く問題ありません。

旅行者の皆さんは、安心してカンボジアに来てくださいね(^^)

 

ただし、カンボジアで地雷の問題が集結しているのかと言えば、残念ながらそうではありません。先ほど述べた通り、カンボジアへの旅行者にとって地雷問題は集結したと言っても過言ではありませんが、国境付近など一部の地域で地雷はまだ大量に残っており、その地域に住む人にとっては未だに現在進行形の大きな問題なのです。

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出典:Landmine Monitor 2014


上記は地雷の被害が多い国10ヵ国の2012年と2013年の地雷と不発弾による死傷者数の変化を表したグラフです。これによるとカンボジアの死傷者は2012年には186人・2013年には111人。2000年に死者数がはじめて200人を下回ってから、その数は順調に減少しています。

死者の数だけで言えば、今では落雷による死者より少ないくらいです。

ただし!

この数字の現象だけではカンボジアの地雷問題の深刻さは語れません。

 

死者だけではない、奪われる被害者の人生

対人地雷の多くは、そもそも『殺傷』を目的として作られていないものが多いです。「地雷で足を失った」という話や写真を、多くの方が目にしたことがあると思います。

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彼らは『運良く命を落とすのをまのがれた』のではなく、実は『あえて生かされた』存在なのです。傷つきながらも生きて帰すことで、地雷の恐怖をより多くの人が目の当たりにします。その恐怖を伝達することで地雷への恐怖を植え付け、相手の戦意を失くすのがそもそもの目的だったというわけです。

そして内戦が終わり20年以上経った今でも、その地雷により命を落とす人に加えて多くの犠牲を払っている人がいるのです。

日本のように医療や福祉が充実していないカンボジアで足を失うということは、本人はもちろん、家族のその後の人生を大きく変えてしまうことは言うまでもありません。

 

より深刻な子供の被害

地雷という兵器が生み出す被害は、兵士だけではありません。といいますかカンボジアのように戦争が終わった地域での被害者は、一般の市民です。そしてその中には、もちろん子供も含まれているのです。

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出典:Landmine Monitor 2014


上記グラフは2013年の地雷と不発弾による、大人と子供の死者数の比率です。

これによると、なんと46%の死者が子供だそうです。

このレポートにはカンボジア国内の子供被害の内訳は明記されていませんでしたが、2012年のCMAAの報告書によると、カンボジア国内の子供の被害は33%でした。

もちろんカンボジアでは地雷の危険がある地域には看板などで危険を知らせいます。

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写真:Flickr

それでも子供の被害が減りにくい原因は、子供は警告の字が読めなかったり、好奇心でおもちゃと間違えて触ってしまったりするケースあるからです。その現状を受け、看板もなるべくわかりやすく改良はされています。

それでも今年のプノンペンポストの記事で「地雷による子供の被害が増えている」という記事を目にしたことがありますので、なかなか改善には向かっていないようです。


 

最後に明るい兆しとして、深刻な地雷問題の救世主となりうる、とても興味深い記事を見つけたのでご紹介しますね!

小さな小さな救世主!カンボジアで地雷を除去する「人命救助ネズミ」が大活躍

アフリカのサハラ砂漠よりも南の地域に広く生息するアフリカオニネズミは、体長25〜45cm、体重は1〜1.5kgにもなる大型のネズミ。人に懐きやすく、ペットとして飼うことが出来るそう。

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あまり知られてはいませんが、ネズミの嗅覚はとても優れていて犬でも探知できない爆発物のニオイを嗅ぎ取ることが出来るのです!

万が一地雷に触っても、体が軽いため爆発しにくい上、管理費用も安く済むことから「地雷除去アニマル」として白羽の矢が立ちました。

また、ネズミは行動スピードも速いため、1時間で約18平方メートル(人間の50時間分)を、たった1匹でチェックすることも可能なのだとか。生後4週間から地雷探知の実戦に起用出来ることも注目ポイントです。

出典:grape

 

なんと可愛い救世主!

カンボジアの地雷の被害は、先に述べた問題だけでなく、実は農村の経済再建と開発を阻む一因にもなっています。農業の発展は国にとっても重要な課題ですので、このネズミが国を救うかもしれないと言っても大げさではありません。

そしてもちろん。

以前別の記事でも書きましたが、2013年に「カンボジアで111人の地雷による死者が出た」ということは「尊い命が失われた悲惨な事故が111人とその家族に起こった」というわけです。

この可愛い救世主が、カンボジアだけでなく地雷に恐れながら生活している全ての人へ安全を届けてくれることを期待します。

 

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今日もありがとうございました(^^)

 



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