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カンボジア人 猫ひろしさんの活躍と、正解・不正解の判断

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この「世界で戦う日本人」というカテゴリを作ってから、いつかは書きたいと思っていた人が猫ひろしさんです。

猫さんはカンボジア国籍を取られているので、正確には日本人では無く「元日本人」ですが、それでも猫さんについてはずっと書きたいと思っていました。

 

まずは猫さんが創った、新しい偉業をご覧下さい(^^)

【カンボジア】猫ひろし、リオ・オリンピック出場へ向け「アンコールエンパイアマラソン」カンボジア人1位

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2015年8月9日、「第2回アンコールエンパイアマラソン」に出場した猫ひろし選手は、総合で2位、カンボジア選手としては1位の記録を達成した。

来年ブラジルで行なわれるリオオリンピックに出場する可能性が見えてきた。

猫ひろし選手は、今日のマラソン大会について「雨のおかげで湿度が高めだったので、多少気候は良かったです。途中、トイレ2回行ってしまいました。本番でお腹を下してしまうことと、やはり暑い気候に影響されてしまったのが悔しいです。まだまだ、暑い大会に慣れないといけない。総合2位でしたが、目標のカンボジア1位は死守できて良かったです。皆さんの声援がすごくて自然と笑顔でゴールできましたね。そういう意味では調子は良かったと思います。ただ、暑い気候がネックなのが課題ですから、試合をこなして次回こそカンボジアでもベストタイムを出したいです。カンボジア人として1位は死守するつもりで、引き続き、挑戦します」と笑顔で話した。

<AngkorEmpireMarathon記録>
1位Kawauchi Koki(日本・川内優輝選手の弟)2時間36分57秒
2位Takizaki Kuniaki(カンボジア・猫ひろし)2時間46分54秒
3位Maviro(カンボジア)2時間54分29秒

出典:Yahoo! JAPAN ニュース

 

正直、今大会の結果はタイムだけで考えればそれほど良いものではありません。

猫さんは2月の東京マラソンで2時間27分52秒の自己ベストを記録しましたが、その後6月の東南アジア大会では2時間42分39秒とタイムを落とし、来年のリオ五輪の出場も危ぶまれる状態でした。

そんなプレッシャーもあったのか、今大会ではお腹を下してしまい、2度もトイレに駆け込みながらも堂々の2位!

万全な状態なら「1位もあり得たのでは!?」と残念に思いますが、それでも土壇場で五輪出場への可能性を残した価値は大きいです。

 

それでも「五輪に出場し自己ベストを更新したとしてもメダルには届かない。そんな状態でマラソンを続ける価値はあるのか!?」とか「目立つ為にカンボジア国籍まで取って、カンボジア人の五輪出場枠を奪う価値はあるのか!?」などと猫さんを揶揄するような言葉を聞いたことがあります。

そんな時、僕は迷わず「もちろん!」と答えます。

カンボジア人はスポーツが大好きですが、現状はお世辞にもレベルが高いとは言えません。国の代表を育成する上でも、競技場はおろか、競技に必要な道具すら十分とは言えない状況です。

そんなカンボジアのスポーツのレベルを上げるには、施設や道具などの拡充ももちろん重要ですが、もうひとつ欠かせない大切なことがあります。

それが「心」の問題です。

 

常識を覆した男、ロジャー・バニスター

猫さんについてお話する前に、陸上で有名なロジャー・バニスターという選手をご存知でしょうか? ビジネス書などでも取り上げられることがあるのでご存知の方も多いかもしれませんが、簡単にご紹介します。

 

1954年5月6日以前、それまでの何百年もの間、1マイル(1609メートル)を4分以内で走るのは不可能だと思われていました。当時、医学会でも「1マイルを4分以内で走ることは医学的に不可能」とまで言われていたのです。

しかしその定説は、ある日突然覆されます。

大学を卒業したばかりの若いロジャー・バニスターが、3分59秒4という当時「医学的に不可能」とまで言われた大記録を打ち立てたのです。

しかしこの話はこれで終わりません。

ロジャー・バニスターが記録を打ち破ってからたった1年の内に、なんと37人もの選手が4分を切り、更に翌年には300人もの選手がかつて不可能といわれた4分の壁を打ち破ったのです。

以前不可能といわれた定説を、たったひとり打ち破っただけで周囲の常識も変わります。つまり「自分も出来る」と思うことで「本当に出来るようになる」能力が、人間には備わっているのです。

猫さんに期待するカンボジア人選手への影響

猫さんをロジャー・バニスターになぞらえるのはちょっと大げさかもしれません。でも同じアジア人、体格的にも年齢的にも恵まれているとは言えない猫さんが、自分たちより前を走ることは、カンボジア人にとってこの上ない刺激でしょう。

残念ながら今のレベルでは猫さんも他のカンボジア人も、仮に五輪に出場できてもメダルに届くことは無いかもしれません。しかし、猫さんの背中を見た選手がレベルを上げ、そのまた背中を見た選手が次の記録を打ち立てる…

これは日本の野球やサッカーで外国人選手を受け入れているのと同じ理屈だと思います。

そんなバトンが受け継がれ、遠く無い未来にカンボジアにメダルをもたらす可能性は十分に考えられます。なんせ、カンボジア人の身体能力は高いですからね!

そして将来、本当にカンボジア人がメダルなんか取ってしまった時、この国はどうなってしまうんでしょう(^^)

戦後の日本。力道山が外国人レスラーに打ち勝つ姿を見て、当時の日本人は熱狂し、自信を持ったと聞きます。現代ならイチロー選手や錦織選手などが海外で活躍する姿を見て、僕も多いに熱狂し、同時に自信をもらっているので、その気持ちは十分にわかります。

カンボジアには五輪でメダルを取った選手はまだいませんが、もしそれが実現した時…、考えただけでワクワクしますよね(^^)

 

猫さんが創りだす価値

スポーツ選手は、記録だけでは計れない一面があります。

プロの世界では特にそうで、実力に加え、人気や話題性などもその選手の価値のひとつです。良いか悪いかはさておき、なんせ現代スポーツはお金がかかりますから、スポンサーが注目することは重要なんです(^^:)

そういった意味では、猫さんはカンボジアのスポーツ界へ十分な貢献が出来る選手だと思います。少なくても猫さんが走ることで日本のマスコミが取材に来ますし、それにより日本人の参加者も増えているはずですからね!

僕もカンボジアへ来る前は「アンコールワットか猫ひろし(さん)を見たくなったら来て下さい」とボケに使わせていただいおりました(笑)。

 

そして、最後に一番書きたかったこと。

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猫さんが「39才でもマラソンで自己記録を更新出来る!」そんな可能性を見せてくれているのが、僕にとっては一番インパクトです。

国籍まで捨てたのに五輪に出られず(きっとカンボジアならではの経緯があったと勝手に推測しています)、その後も決して順風満帆な状態ではない中、栄光よりもバッシングを多く受け、それでも腐らず地道に努力をし続けている猫さんは、僕にとっては次の五輪に出ようが出まいが、既にヒーローなんです。

もちろん、期待はしています。

猫さんが走ってきた長い道への価値の証明、40才で五輪出場という最高の舞台、この目でぜひ見てみたいものです。

なんだかこの記事を書いていて、久しぶりに僕の好きだったバンプオブチキンの歌の歌詞「正解、不正解の判断は自分だけに許された権利」というフレーズを思い出し、記事のタイトルにもしてみました(^^)


 

蛇足ですが「猫ひろし」という名前の由来は「舘ひろし」から来ており、ちょっとした深い意味があるそうです(笑)。

最後に台無しにしかねないネコとタチの名前の由来、意味の分からない方はスルーして下さい(^^:)

 

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今日もありがとうございました(^^)



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