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カンボジアの北朝鮮が運営する平壌レストランの楽しみ方

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北朝鮮との緊張感が今までになく高まっている昨今ですが、だからこそ、むしろカンボジアにきた日本人が興味を持つ場所「平壌レストラン」。

僕のブログにも何度か問合せがありましたので、今日はその魅力や楽しみ方、ルールや暗黙のルールなどご紹介させていただきます。

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カンボジアの地味な生活情報を日本一熱く語る、げん 改め けん がお届けします。

 

平壌レストランってどんなところ!?

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カンボジア以外でも世界各国でレストランを経営する北朝鮮。

その主な目的は「外貨獲得」にあるわけですから、昨今の北朝鮮との外交的緊張状態を考えると「ここで外貨を落として良いものか?」とも考えてしまいますよね。

ただ日本人にとって北朝鮮は謎の多い国だからこそ、逆に興味を持つのも人の性。

特に観光地の少ないプノンペンでは、「せっかくだから…」と平壌レストランに行ってみたいと思う方も多いのではないでしょうか?

ただ「北朝鮮経営」というだけで日本人には二の足を踏ませますし、「危ないことはないの?」と僕のブログにも何度かお問合せをいただきました。

かくいう僕も日本から来た方々にご一緒して、すっかり顔を覚えられるくらい何度もそこに通っているわけですが、結論から言えばまったく危ない目にはあったことはありませんし、実際に行ってみると実は中々楽しめちゃう場所なんですよね。

ちなみにカンボジアには僕が知る限りでも北朝鮮が運営するレストランは3〜4店舗あるのですが、今日はその中で僕がよく行く「平壌冷麺館(PYONGYANG RESTAURANT)」についてご紹介したいと思います。

 

お目当てのショータイムを良い席で見るなら予約は必須

平壌レストランに行く方の最大のお目当ては「喜び組?」が出演する歌や踊りのショータイムですよね。

通常19時30分〜20時頃までがショータイムですので、お料理を楽しみながらショーを見るためには、18時30分〜19時までにお店に行くのが理想的です(予約の際に念の為確認をお願いします)。

その際には予約が推奨で、予約無しに行くとかなり後ろの方の席に座らされることになることが多いようですから、必ず予約をして行きましょう。

そして予約の際、なるべくなら大人数で行った方がより前の方の席を取りやすいような気がしますが、いずれにせよ19時までに入店すればショーが始まる頃までに料理が出そろい、ゆっくり歌や踊りを楽しむことができますよ。

ちなみに料理のオーダーを取りにくるのも全員チマチョゴリを着た女性なのですが、彼女たちは日本語も含め、各国の言葉で簡単な会話はできるくらいには教育されているようです。

この辺のホスピタリティ、ちょっと見習いたくなるくらいですよね。

 

平壌レストランでの写真撮影のルール

せっかく平壌レストランに行ったら写真をバシバシ撮りたい気持ちになるでしょうが、残念ながらここでの写真の撮影は基本的にNGです。

ただしいくつかの例外がありまして、例えば料理の写真を撮ったり、テーブルに座っている自分たちの写真を撮ったりするのは黙認されます。

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ところが肝心の女性の写真を撮ろうとすれば、あっという間に店員さんが飛んできて注意をされてしまいます。

ただここにも例外が2つほどありまして、ひとつはお店の帰り際。

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お会計を済ませて帰る出口付近、ここで写真撮影をお願いすると(よほど嫌われていない限り)大抵は快く写真撮影に応じてくれます。

そしてもうひとつの例外がこちら。

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ショーが始まる前に客席にいくつか花束が配られるのですが、この花束はショーに出演する彼女たちへのチップ変わり。

ショーの中で「素晴らしい!」と思ったパフォーマンスを見せてくれた方がいれば、タイミングを見計らい花束を渡してあげるシステムとなっています。

この時も実は写真撮影が黙認されるタイミングのようなので、花束を渡したタイミングで写真を撮っておきましょう。

ちなみにこのチップ代わりの花束は観客全員に配られるものではなく、ステージ付近の前列に陣取ったお客様1グループにひとつ(合計8つくらい?)しか配られない貴重なもの。

これをゲットするためにも、早めに予約してステージ前の良い席を陣取るとよいですね。

 

平壌レストランでのその他のルールと暗黙のルール

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写真以外で基本的にうるさく言われる事はないのですが、他にもいくつかの「ルール」や「暗黙のルール」があります。

ひとつはタバコで、平壌レストランでは基本的にどの席も喫煙が可能です。

ただしショーが行われる時間だけは禁煙タイムとなりますので、愛煙家の方はショーの前にしっかり吸い貯めをしておきましょう。

続いてチップについて。

先ほどご紹介いたチップ代わりの花束以外、基本的に彼女たちはチップを受け取れません。

きっと脱北防止などで女性が個人的にお金を持つことが許されていないのでしょうから、下手に誘惑をするのはむしろ酷な気もします。ショーに感動してもチップを渡そうとするのは控えましょう。

続いて「暗黙のルール」について。

平壌レストランでは注文を取ったり料理を運んだりするのも、全て女性スタッフが行ってくれます。当然その際に会話をする機会もあるのですが、あまり込み入った話には一切応じてくれません。

例えば北朝鮮の生活振りについて聞いても答えてくれませんし、政治的な話などもっての他です。それどころか彼女たちは(たぶん意図的に)「北朝鮮」と「韓国」という言葉も区別せず、自国のことは統一して「コリア」としか呼びませんからね。

加えて彼女たちは基本的に敷地内で生活しており、外出はまったく認められていませんからカンボジアのことも一切しりません。

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試しに「カンボジアのおすすめの場所はある?」と聞いてみたこともありますが、案の定、話をはぐらされて終わりました。

当然(KTVのように)彼女たちを店外に連れ出そうとするのは不可能です。

僕のカンボジア人の友人には3年間通って何度もアプローチをした(空気を読まない)猛者もいますが、それでも絶対になびくことは無かったそうですよ。

彼女たちと会話を弾ませたいなら、ショーのこと、レストランのこと、料理のことなど当たり障りの無い話題がベターです。

 

ショーに料理に、一見の価値有り。

色々書きましたが、政治的なことを考えずに単純に「レストラン」として平壌レストランを評価すると、とても良い場所だと思います。

料理は多少辛めの味付けですが(辛い物が苦手な人でなければ)美味しくいただけますし、ショーの内容は予備知識無く見た方が楽しめるのでご紹介を避けますが、とにかく素晴らしいのひと言!

30分という時間をまったく飽きさせることなく魅了してくれますよ。

とはいえここ最近、北朝鮮の様々なニュースを耳にする機会があるので、彼女たちの何気ない言動に「やっぱりノルマが厳しいのかな?」とか「家族を北に握られているのかな?」とか、はたまた「このお金がミサイルに使われるのかな?」などなど、多少考えてしまう部分は否めません。

ちなみに彼女たちの滞在期間は3年が基本で、その間は外出も許されず、あれだけのパフォーマンスのショーをしようと思えば「どれだけ練習しているんだろう?」などと、どうしても色々考えちゃうんですよね。

ただそれをさっ引けば、彼女たちが演出するレストランは純粋にお客を楽しませ、その上で外貨を獲得するという、ある意味理想的な運営にすら感じさせてしまいます。


平壌冷麺館(PYONGYANG RESTAURANT)

電話:012 27 74 52(韓国語)/ 012 36 46 40(クメール語)
住所:No.400, St.Monivong Blvd, BBK1, Phnom Penh.


ただ情勢があまりにも微妙な時期ではありますので、流石にオススメとは大きな声ではいえませんが…

興味のある方は覗いてみても良いかもしれません。


【お知らせ】2016年9月26日〜10月16日までの3週間、毎週月曜日と金曜日の週2回更新とさせていただきます。

その期間は少し更新頻度を落とし「遅めの夏休み」を満喫させていただきますが、変わらぬご愛好と応援をよろしくお願いいたします。



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