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舛添氏の辞任劇から、ニュースを見る目を養おう!

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この一週間で舛添都知事に関する「政治とカネ」の問題がめまぐるしく二転三転しましたが、その落着は僕の期待したてん末にはならず、想定した「最悪の展開」となってしまいました。

今日の記事はカンボジアと関係がありませんが、今回の辞任劇から自分自身、ニュースを見る目を養う教訓としたいと思います。

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お粗末過ぎる落着、都民・国民はこれでいいの!?

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東京都の舛添都知事が15日、一連の疑惑に関して『都政を混乱させた責任』を取り、知事を辞職する意向を固めてしまいました。

これで世論が追求していた疑惑は全部チャラ、舛添氏が提案していた報酬受取り辞退もチャラ、全てが振り出しに戻りました。

つまり散々ワイドショーなどを賑わせた「政治とカネ」の問題は、舛添氏のお膝元?の第三者の言う通り、『違法性はないが適切ではない』ということで落着してしまったわけです。

前回の記事でも書きましたが、僕は今回の今回の問題は舛添氏一個人の資質の問題とは考えておらず、政治に対する根本的な問題、つまりザル法と揶揄される『政治資金規正法』の問題だと思っています。

その本丸には一向に手をつけず、単に「舛添氏がケチだった」というだけで済ませてしまって、本当に良かったのでしょうか?

 

僕が望んでいたストーリーとしては、奇しくも14日の都議会終了まぎわに舛添氏自身が語った通りのものでした。

つまり少なくともリオ五輪が終わる9月までは、給与やボーナスを放棄して無償で知事を続投してもらい、大人しく、粛々と都政に邁進していただく。

もちろん国民感情はそれを許さないでしょうが、後に構えていた百条委員会でしっかりと不正をただし、それによって非難の矛先は舛添氏から都政、ひいては本丸である『政治資金規正法』に向かうことを期待していたんです。

その延焼を恐れたのか、与野党から不信任案が提出されあっけなく火消し。

僕の期待もむなしく、今回の一件は、単なる「舛添氏がケチだった」(ただし違法では無い)という茶番で落着してしまったのです。

 

舛添氏辞任に喜ぶ国民、この戦犯は誰だ!?

しかし今回の舛添氏の辞任に対し、ほとんどの国民は歓迎ムードなようです。

そしてこの世論を作っているのは、間違いなくマスメディアでしょう。

前回の記事の焼き写しになりますが、ザル法と揶揄される政治資金規正法に対し、直接恩恵を受けている政治家がメスを入れられないのはさておき、そのチェック機関であるべきマスコミがそこを追求できないのは何故でしょうか?

2016年の「報道の自由度ランキング」では、世界180ヵ国で日本72位。

先進国ではかなり低いこの数値も、この体たらくでは甘んじて受け入れざるを得ません。※ カンボジアは128位ですけどね(^^:)

そんなマスコミが連日のようにテレビや新聞、ラジオや電車の中刷り広告にまで「舛添が悪い!舛添が悪い!」と繰り返せば、そりゃ今の世論になることは納得の結果です。

そりゃ舛添さんも悪いけど、もっと叩くべきところがあるでしょう!

 

海外に移住して変わったニュースの捉え方

僕は海外に住んでいるので、日本のニュースも見てはいますが、それを目にする頻度は日本在住の方に比べかなり低いと思います。

加えて情報源もテレビではなくインターネットになりますから、テレビのように「受動的にニュースを与えられる」のではなく、おのずと自分で検索して「能動的にニュースを見る」ようになります。

ひとつのニュースに対して賛成派・反対派の両方の意見は見るようにしていますが、その両方の意見に対し気になるところがあれば、すぐにそのキーワードで更に検索をかけます。

そうすることで矛盾があれば立ち止まることができるし、それを繰り返していると自分なりのニュースに対する考え方が出てくるようになってきました。

しかし日本に住んでいると、そうした姿勢をとるのは難しいかもしれません。

 

日本のテレビ業界の利権に群がる闇

テレビの利権に関するきな臭い話はいくつかありますが、有名なのは2013年に起きた「スマートビエラ事件」です。

パナソニックのCM放映を民放各社が拒否、スマートビエラが欲しいという声が多数

パナソニックが4月から発売を開始している「スマートビエラ」シリーズについて、各放送局がCM放映を拒否しているというニュースが、話題を集めている。関連業界で定めたガイドラインに違反しているというのが、CMを拒否する理由とのこと。共同通信によると、「大手広告主のCMを各局が流さないのは極めて異例」とのことだ。

何が問題なのか。

簡単に言うと、「テレビに電源を投入した時に、テレビ放送波以外の情報が表示されてはならない」という点である。

スマートビエラの電源を入れると、テレビ番組の枠の外側に、インターネットネットや動画などが並んでいる。これらのインターネットコンテンツに、リモコン操作で簡単にアクセスできる点が、ガイドラインに違反しているとされた。

出典:The Huffington Post

 

記事はまだまだ続きますので、興味のある方はソースから全文を読んでください。

 

上の事件を簡単にいうと、スマートビエラとはテレビを見ながら何か気になることがあった時、テレビを見たまま簡単に検索や関連記事が見れるようにしたパナソニックの画期的な商品でした。

しかしその画期的なテレビは、とある団体がこぞって圧力をかけ一瞬にして市場から消されてしまったのです。

市場のニーズや利便性を無視し「テレビでは一方的に自分の都合にあわせた情報を垂れ流していればいいんだ!」と言わんばかりの暴挙です。

これって表現や言論の自由、国民の知る権利より、違うものが優先されたってことですよね。

 

ニュースを見る目を養おう

先ほども触れましたが、日本は報道の自由度で世界180ヵ国中72位の国です。

韓国の偏見報道に異を唱える人もいますが、その韓国のランキングは70位なので、日本のそれよりは上なんです。

ニュースや記事にはそれを作る人の意思や意図がどうしたって反映されます。

もちろん意思や意図が反映することは悪いことではなく、むしろそれがない情報は味気なく面白みもかけます。

しかし「その意思や意図がどこにあるか」を見極めることはとても大切です。

舛添氏を今のタイミングで辞職に追いやった、今回の報道の意思や意図はどこに向けられたものだったのでしょうか。

本当に国民や国益に適った報道がされているとは僕には思えません。

近々に迫る次回の都知事選、これに関してもまた様々な報道や特集がなされることだと思います。

次こそ正しい決断ができるよう、僕たちもニュースを見る目を養いましょう。



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