eye-160615

カンボジアのことは現地に来なければわからない

ctg01



スポンサーリンク


カンボジアで「正しい」情報を得るのは意外と難しいんです。

日本にいればネットで手軽にそれなりの情報を得ることができますが、カンボジアではそうはいきません。

もちろんネットも活用しますが、それよりも生の情報が重要なんです。

ランキングサイトに参加中

にほんブログ村

ブログランキング

クリックで応援お願いいたします

 

カンボジアの地味な生活情報を日本一熱く語る、げん 改め けん がお届けします。

 

ネットだけで正しい情報は得られない

f9d15150d307d426ec906d1be70facfe_s

日本ではインターネットで調べれば大抵のことは出てきますよね。

行きたいお店の場所や営業時間、そこに対する口コミなどの地域情報から、政治や芸能界のゴシップまで、ネットを開けばほとんどのことが調べられるのでとても便利です。

最近では新聞やテレビでは扱われないような話題でも、ネット内では専門家が赤裸裸に語ってくれていますから、その利用用途は広がるばかり。

もちろんインターネットには無責任な情報も沢山ありますので、情報の取捨選択には気をつけなくてはいけません。ただその見る目さえ養えば。ネットで拾えない情報の方が少ないくらいです。

しかし、残念ながらカンボジアではそうはいきません。

例えば天下のGoogle Mapですら、住所を入力しても場所を特定できません。

お店の名前を入れても検索に引っかかることはマレで、仮に場所が特定できても「行ってみたら全然違う場所だった!」なんてことも頻発します(^^:)

 

ケーススタディ:このニュースを調べてみよう!

この記事を書くきっかけとなった、ちょっと面白いニュースをご紹介します。

まずは引用文をご覧ください。

カンボジア保健省とWHOが医療環境の改善のため5カ年計画に署名[社会]

news_201606142_mini

カンボジア保健省と世界保健機関(WHO)は先週金曜日、カンボジアの医療環境を改善するための5カ年計画に署名した。

保健省の発表では、感染性・非感染性疾患の治療、普遍的医療制度の促進、新興感染症対応の能力強化、両者間の連携強化を含んだ内容になっている。

プノンペンポスト紙によると、同省スポークスマンは、「これにより新興感染症の流行への対応能力は向上するだろう。しかし計画達成のためには、これ以降も国外の援助を必要としている」と語り、5カ年計画は他国からの援助を前提としたものだ。

また、同省担当部署の責任者は、「カンボジア国民の現在の平均寿命は男性70歳、女性74歳だが、今後はさらに延びるだろう」と話す。

出典:CAMBODIA BUSINESS PARTNERS

 

折角のケーススタディですので、よろしければ以降を読み進める前に、上記ニュースについてご自身でも調べてみることをおすすめします。


カンボジア在住の僕にとって、カンボジアの医療体制には常々思うところがありますから、こうした国際機関との連携による医療体制の向上は大歓迎です。

当然興味を持ってこのニュースを深掘りしたくなり、まずはネットで調べてみました。

 

保健省は更新すらされていない!?

とりあえず公の見解や詳細な情報を求め、保健省を調べてみました。

helth01

出典:Ministry of Health


なんと!

こともあろうに省庁のHPですら、2011年の10月から更新すらされていません(笑)。

もちろん全ての省庁がそうではなく、例えば観光省などは比較的ちゃんと更新されています(観光業はカンボジアの重要な財源のひとつですから「ちゃんとお金が回っている」ということなんでしょう)。

国民の健康を守るべき保健省のやる気の無さに(やっぱりかぁと思いながらも)、とても残念な結果です。

 

そうなりゃWHOに期待するしかない!

カンボジアの保健省が駄目なら、情報を求め次はWHOのHPを見てみることにしました。

トップページにはそれらしい情報がなかったので、サイト内検索から「Cambodia」と入力し、『頼んだぞWHO!』と念じながら検索ボタンを押した結果が以下の通りです。

healt02

出典:World Health Organization


うーん、どうもそれらしい情報は無さそうですね(^^:)

カンボジアの保健省といいWHOといい、本当にやる気があるのかと疑いたくなってしまいますよ。

他にも現地メディアとしてプノンペンポストなどを調べましたが、上記でご紹介した記事以上の情報は見つかりませんでした(おそらく記事の引用元がプノンペンポストなんでしょうね)。

 

現地にいたらこう調べる

ce066f2906cb1006b69e27916a38c972_s

上記のケーススタディで、カンボジアのネットを使った情報収集の難しさがお分かりいただけたと思います。

それでは現地のカンボジアにいたらどうやって調査をすすめるかを、簡単にご紹介しておきます。

 

まずは周囲のカンボジア人に聞く

全ての人とはいいませんが、カンボジア人は割とニュースをよく知っています。

一般に報道されたニュースについて聞いてみると「実はあれはこうなんだ」なんて、真偽のほどは別としてちょっとした裏事情なんかを話してくれることもあります。

口コミの文化が根付くカンボジアではこうした情報を得ることはさして難しくなく、もちろん全てを鵜呑みにするわけではありませんが(割と的を射てそうな意見もありますし)少なくとも一般のカンボジア人がそのニュースをどう見ているかを知るのは重要です。

 

関係者やそこにつながる人脈に聞く

真相を知りたければ、やはり関係者に聞くのが一番です。

関係者を直接知らなくてもカンボジア人は横のつながりが広いですから、人脈をたどっていくと関係者につながるパイプはすぐに見つかります。

ただし関係者といっても大臣から単なる役人までレベルはピンキリですし、関係性によっては本当のことを話してくれるとは限りませんから、ここでもその情報を鵜呑みにする訳にはいきません。

もしあなたが上層部にアクセスできる人脈があれば、一般のカンボジア人とは別の視点で「実はあれはこうなんだ」みたいな話が聞けることもありますが、そういった情報にたどり着くには、やはりそれなりの関係性が必要となります。

ただし!

偉い人が言ったことでも、全て鵜呑みにすると痛い目に合うのがカンボジアです。

特にお金が絡む場合、平気で言うことが変わったりしますからご注意を(^^:)

 

まとめ:やっぱり来ないとわからない

僕のブログのトップページにも書いていますが、カンボジアで本当のことを調べるのは結構大変です。

それなりの情報を得るにはそれなりの手間やお金が必要となることが多く、まことしやかに語られていることでも「真相はまったく違う」なんてこともありますし、今日事実だったことが明日も事実である保証はありません。

僕の場合はまずネットで調べ、周囲の複数の人に聞き、重要なことはそれなりのポストの人に裏取りをするようにしていますが、それでもそこで得た情報を総合的に見て「きっとこうなんだろうな」と推測することくらいしかできません。

その辺の空気感はカンボジアに住んでいても見誤ることがあるのですが、少なくとも日本から見ているだけでは決してわかるものではありません。

カンボジアでビジネスなどを考えている人は、まずは信用できるパートナーを作り、その上でご自身の目で直接確かめることを強くおすすめします。



スポンサーリンク