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カンボジア目線で語るASEAN経済共同体 (AEC) について

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昨日は「ギリシャ問題に学ぼう:大国と小国の駆け引き!カンボジアの未来は!?」と題して、EU内のドイツとギリシャの立場をご紹介した上で、カンボジアとギリシャの類似点を上げさせて頂きました。

今日はEUとASEAN共同体(AEC)の違いをご紹介しながら、カンボジアがギリシャの二の舞にならない為に進むべき道を考えてみたいと思っていたのですが…

記事が上手くまとまりませんでした(笑)。

 

といいますのも、それを書く為にはある程度AECについての予備知識が必要となります。でもそこまで盛り込んで書くと、どうしても内容が難しくなっちゃうんですよね(^^:)

※ 僕の記事は「僕の奥さんが理解出来るか?」が基準となっております(笑)。

そういえば僕のブログではまだAECについて書いたこと無かったですし、せっかくなのでちょっと脱線して、今日はカンボジア目線でAECについて書かせて頂きます。

ギリシャ問題から学ぶ・シリーズの番外編としてお読み下さい。

>> このシリーズをはじめから読む

 

カンボジア目線で語るASEAN共同体 (AEC) とは?

ASEANとは、東南アジアの経済成長と政治的安定を目的に設立されました。現在ではカンボジアを含めた東南アジアの10か国が加盟しています。

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画像:グロビジ!

このASEAN地域の更なる成長に向けて、2008年から構想が進められてきたのがASEAN共同体(AEC) で、AECは今年2015年末までに実現すべきものとして、以下の4つを戦略目標として設定しています。

・単一市場と生産基地
・競争力のある経済地域
・公平な経済発展
・グローバル経済への結合

現状ではこの各戦略目標にはそれぞれ課題があるものの、これらが実現していくことにより段階的に「モノ」「ヒト」「サービス」の自由化が進み、ASEAN諸国のさらなる経済発展が見込めます。


 

モノの自由化:関税撤廃、交通インフラ整備など

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ASEAN内での関税撤廃は、既に段階的な関税引き下げに取り組んでおり、2010年には先発6ヵ国は一部の品目を除いて全撤廃されています。カンボジアを含む後発の4か国も2015年末までに一部品目を除いて撤廃、そしてASEAN経済共同体発足の目標として2018年までに例外を除く全品目の関税撤廃を目標としています。

加えて、円滑な流通の為に積極的なインフラ整備もすすめられています。カンボジアでも今年4月、日本の支援によりメコン川に「つばさ橋(ネアックルン橋)」が建設され、これによりタイからカンボジアを経由してベトナムまで陸路での運送が可能となりました。十分なインフラ整備にはまだまだ時間はかかりますが、つばさ橋以外にも至る所で道路工事がすすめられています。


 

ヒトの自由化:短期観光ビザ撤廃、熟練労働者の移動自由化など

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短期観光ビザは、ミャンマーなど一部をのぞいて既に撤廃が完了しています。これによりASEAN諸国の人々は各国に自由に出入りすることができるので、観光業が強いカンボジアにも好影響をもたらしています。

また労働者に関しては、専門性の高い業種を中心に熟練労働者の移動の自由化も検討されています。これに関してはまだ議論が続けられている段階ですが、実現すれば優秀な人材は比較的給与レベルの高い国で仕事につくことができます。言い換えれば給与レベルの低い国では優秀な人材の流出が懸念されており、労働集約型の産業が中心で所得の低いカンボジアにとっても他人事ではありません。


 

サービスの自由化:出資規制緩和、金融機関の相互進出など

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ASEAN各国では現状、ほとんどの国で外資規制が厳しく、法人設立の際に大きなハードルとなっています。対してカンボジアでは他のアジア諸国と異なり、不動産の取得制限を除いて外国人・外国企業に制限されている分野はありません。外資100%出資による現地法人や支店の設立が可能なことは、カンボジアの大きな魅力のひとつです。

しかしAECが発足されれば、小売分野では出資比率70%まで資本参加を認めるなど、規制緩和に向けて交渉が進められています。そうなると現在のカンボジアの優位性が少し薄れることになりますが、外資規制に関しては今後も調整に時間がかかりそうですし、枠組み自体が変わる可能性もありますので、今後の動向に注目です。


 

このように、変化にはチャンスとリスクの両方がつきものですが、いかにリスクを回避し、多くのチャンスを掴めるかが重要です。それはカンボジア以外のAEC加盟国にもいえることで、「調整」という名の各国の綱引きが続いています。

 

そもそもASEANは「人種」「宗教」「経済力」などによる各国間の違いが大きい、多様性を持った地域です。だから今までは事業戦略を各国単位で考えられるふしがありました。

しかしこれからは、投資家が各国の情勢や産業の状態を考え、ASEAN全体で最適な投資先を選定していくようになるでしょう。「人件費の安い地域で生産しマーケットの大きい場所で販売する」といった経営の基本が、今まで以上にやりやすくなっていくのは投資家としてはメリットです。

もちろんAECが目指す統合は2015年末に完了するものではなく、時間をかけて進んでいくものですから、状況が一気に変わるわけではありません。

 

しかし相互依存の進化する世界経済において、ASEAN諸国にとっても「国単位ではなくASEANという経済圏としてその地位を確立していく」ことは重要です。

ASEANの隣国には人口の多い中国やインド、さらに海をはさんで先進国の日本やオーストラリアがあります。AEC発足により、このような世界各国からより多くの直接投資を呼び込むことは、カンボジアにとっても重要なミッションなのです。

 

ASEAN諸国の中で、カンボジアがどのような存在感を示せるのか!?

明日こそは、EUとASEAN共同体(AEC)の違いをご紹介しながら、カンボジアがギリシャの二の舞にならない為に進むべき道を考えてみたいと思います(^^:)

 

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今日もありがとうございました(^^)

 



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