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カンボジアで所得税を支払う最低賃金の改定

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プノンペンポストの2015年1月8日の記事によると、カンボジアで所得税を支払う対象の、最低賃金が改訂されたみたいです。

まずは記事の一部と和訳を引用します。

 

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所得税の支払い下限を200ドルに改正

カンボジア政府は1月から所得税をの支払う人の最低所得を50万リエル(125ドル)から80万リエル(200ドル)に引き上げるらしいです。

以前は月給125ドルから312.5ドルまでは5%の所得税の支払いが必要でしたが、この改正で所得税の支払いは200ドル以上の方が対象となります。

節約出来る金額は小さいものの、この政府の改正を労働者は喜んでいます。

【原文】

Reforms raise income tax floor to $200

Workers in Cambodia will pay less income tax from January as the government raises its lowest tax threshold from 500,000 riel ($125) to 800,000 riel ($200).

Previously, the lowest monthly income tax bracket, which was taxed at 5 per cent, started at $125 and went to $312.50. Following an announcement from the General Department of Taxation on Tuesday, the floor for taxable income will rise to $200 per month. This effectively puts about $3.75 a month, depending on exchange rate fluctuations, back into the disposable income of workers in Cambodia earning more than $200.

Although the saving is small, the government’s decision to raise the minimum threshold was welcomed by workers and industry leaders alike yesterday.

出典:プノンペンポスト

 

この記事によると、政府は今年1月から衣料業界の最低賃金を上げることを約束していて、その金額が128ドルと改正前の所得税徴収最低額を超えることから今回の改訂に踏み切ったようです。

政府としても衣料業界の賃上げ要求に対する対応に、これ以上時間をかけたくなかったんでしょうね(^^:)

 

また同記事内でカンボジアビジネス総合研究所の経済評論家主任のSuzuki氏は、「政府の歳入の減少の1千万ドルは、2015年に見込まれている21億ドルの税収から考えれば小さなもの。給与が上がり労働者やその家族の購買力が高まることで、経済にも良い影響をもたらすだろう」と述べています。

アクレダ銀行でも1万2千人の従業員のうち約600人がこの恩恵を受け、従業員にとっても雇用主にとっても喜ばしいことだと、CEOが語っているそうです。

 

ただ、ちょっと心配にもなります(^^:)

 

ASEAN Community 2015によると、2012年のカンボジア人の平均月収は121ドル。

僕の周りの一般的なカンボジア人でも、月に200ドル以上稼いでいる人って割と少ないんですよね。

 

所得税の支払いの下限が200ドルになるっていうことは、一般のカンボジア人のほとんどが、所得税を払わなくてよいことになってしまいます。

というか…

今でも多くのカンボジア人が税金を払っていません(^^:)

 

もっと言えば「税金を払うという概念」すら持たないカンボジア人さえ、たくさんいます(TT)

給与から税金を差し引かれたら「何で?」と質問し、税金について説明しても中々理解出来ない人も多いんです。

 

これは理解しない彼らが悪いのではなく、税収について理解させられていないシステムの問題だと思っています。

 

一昔前までとは違い、今はカンボジアは「世界の最貧国」の位置づけではありません。

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出典:世界のネタ帳「貧困社会と政府開発援助」

 

この変化に伴い、世界のODAもアフリカに多く集まるようになってきています。

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出典:世界のネタ帳「貧困社会と政府開発援助」

 

今までは外国からの援助で何とかなってきたかもしれませんが、これからはカンボジアとして自立をしていかなくてはならない時期。

国として自立する為には、財源としての歳入が重要なのは言うまでもありません。

 

「国民の収入を増やして購買意欲を上げる」ことには大賛成ですが、今回の改正のライン引きは、減税処置など、もう少し違うやり方があったのでは?と思います。

 

とはいえ。

今回の改正では僕も含め、多くの方が恩恵を受けることにはなると思うので、歓迎すべきことではあるんですけどね(^^:)

 

皆さんはどう思われますか?

 

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