海外に出た価値観の変化:イチローの3,000本安打や五輪開会式を見て

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イチロー選手やオリンピックなどのスポーツのビッグニュースが続く中、海外に出た自分の感じ方や考え方が少し変わってきたのを感じました。

その思いをまとめる為にも文章化してみましたので、これから海外生活を検討されている方などは参考にしてください。

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海外に出た経験が、人の感性を刺激する

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昔々、とある人が「花鳥風月を愛でるようになるともう年だ」と言っていました。

ちょっと乱暴な言い方ですが「人は年を重ねると、色々な物に趣を感じられるようになる」と変換すれば、多少理解しやすくなると思います。

たとえば小学生の頃に連れられたお寺に、大人になってから改めて行ってみると「見える景色が違って驚いた!」なんて経験をされた方も多いのではないでしょうか?

これって割と「あるある」だと思うのですが、この感覚すら海外に出てから少し変わってきました。

 

オリンピックで感じた、海外に出た僕の変化

最近感じたことでいえば、リオ五輪の開会式を見ていたとき。

正直日本にいる時は、オリンピックの開会式で注目していたのは派手な演出や日本選手団の入場くらいで、それ以外の国の選手の入場などにはほとんど興味がありませんでした。

ただ今回の開会式を見ていて、自分の感覚が明らかに変化していることに気付きました。

選手の入場が始まり、いろんな国の選手がいろんなリアクションで入場してきているのを見ていると「いろんなお国柄があるものだなぁ」と目が離せなくなったのです。

「この国の選手は明るいな」

「こっちの国はシャイな人が多けど、何を感じているのかな?」

「この国は選手が沢山いて、お金持ちの国なんだろうな」

「この国は人数は少ないけど、旗手の人が国旗を精一杯アピールして、きっと国に誇りがあるんだろうな」

などなど、入場の姿を見るだけで色んなことを想像してたら、妙に感慨深くなっちゃったんです。

これって日本でオリンピックを見ていた時には感じたことの無い感覚でした。

おそらくカンボジアでの生活や、色んな国の人との交流で、自分の想像の枠が広がった結果なんだと思います。

つまり冒頭の花鳥風月と年齢の関係になぞらえて改めて考えてみると「人は(年齢ではなく)経験を積むことで、より多くの物が見えるようになる」ということではないでしょうか。

 

 

価値観は見ることでも広げられる

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価値観を広げるには見ることも大事です。

例えば僕の先ほどの書いているのを読んで「そう考えれば外国の選手を見るのも楽しそうだな」と感じてくれた人がいれば、きっとその人のアンテナの精度は増したはずです。

そうやってアンテナの精度を磨く為、僕もよく一流の人に注目します。

例えば「海外で挑戦をしている」という点においては僕とイチロー選手は同じですが、当然その見えている景色や結果には大きな隔たりがあります。

だからイチロー選手の視線を知ることで、僕がこれから見るであろう世界を想像することはできますし、そこから学ぶことだって出来るのです。

 

イチロー選手の3,000本で感じたこと

僕もイチロー選手と同じ景色を知りたいと、彼の3,000本達成の瞬間や、その後の記者会見の様子はYoutubeで何度も何度も見返しました。

特に記者会見の内容は感じるところが多いので、全文を書き起こしてくれている下記サイトをぜひご覧ください。

【外部リンク】Full-Count:イチロー、3000本安打達せの会見全文

 

その中でも僕が特に考えさせられた内容が、以下の部分です。

――イチローさんはよく感謝という言葉を使います。この3000本を打ったこの日に、感謝という言葉をどなたに伝えたいか?

「それはありきたりになってしまいますよね。これだけ長い時間いろんな場所から集まってくれて、それはもう今さら言うまでもないですよね。でも、3000を打ってから思い出したことは、このきっかけを作ってくれた仰木監督ですね。神戸で2000年の秋に、お酒の力を使ってですね、僕が口説いたんですけど、その仰木さんの決断がなければ何も始まらなかったことなので、そのことは頭に浮かびました」

 

海外に出ると、可能性と同時に自分の無力さも痛感します。

特にはじめの内は、生活習慣の違いからコミニュケーションすらままならず、おのずと色んな人のサポートを受ける機会が増えます。

そうしているうちに、自分を支えてくれている人への感謝の気持ちが芽生えてくるのですが…、イチロー選手ほどの記録を出してなお、その気持ちを忘れずに持ち続けられるのは尊敬しかありません。

特にその原点となった仰木監督の名前は(今回のみならず)ことある毎に出てきますが、この原点を忘れない姿勢こそが今のイチロー選手の全ての結果に通じる才能ではなでしょうか。

僕にもカンボジアに出てきた理由や、それを支えてくれた人、そして現地で支え続けてくれている人など、沢山の原点があります。

ただ今の生活が日常になり、海外での生活に慣れれば慣れるほど、気がつけばその原点がぶれていることがあるんです。

イチロー選手に限らず、何か大きなことを成す人はこのブレがとても小さい人だと思うのですが、やっぱり僕はまだまだです。

 

価値観を広げ、軸を強くする(ブレを少なくする)!

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海外に出ると、間違いなく価値観の枠は広がります。

なんせ生活習慣や常識が一気に変わるわけですから、強制的に「広げられる」と言っても過言ではありません。

そうして価値観の枠を広げていくのは素晴らしいことですが、価値観を広げるにつれ大切になってくるのが『自分の原点(=軸)』だと考えます。

これは建物の柱(軸)が細いと、大きな物(価値観の枠)が建てられないのと似ていますが、ここで気をつけなくてはならないのが(先ほども書いた通り)、海外に出ると強制的に価値観の枠が広げられてしまうことです。

自分の軸がしっかりしないまま、価値観だけが広がっていくと…

自分でも何がしたかったかを見失ったり、当初の目的から大きく外れた行動をとっていたり、とにかく刺激だけに流される毎日になってしまいます。

きっとイチロー選手はそうならない為にも、感情をコントロールしたり、原点を振り返ったりを心がけておられるのではないでしょうか。

 

ちょっと取り留めの無い記事になってしまっているので、強引にまとめます。

・海外に出る(=新しい挑戦をする)と、強制的に価値観の枠が広がる

・ただし自分の軸をしっかり持たないと、その広げた価値観に振り回される

そんなことを感じた、今日この頃です。

ちょっと煮詰まっておられる方は、ぜひ参考にしてください。