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カンボジア人の仕事の価値観:離職率を下げる為に知っておくべきこと

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カンボジアで仕事をしていると、価値観の違いに悩まされることがあります。

価値観が違うことは理解できるのですが、何がどれくらい違うのかをご説明するのは難しいと思っていましたが、ちょうど良いデータがありましたのでご紹介します。

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カンボジアの地味な生活情報を日本一熱く語る、げん 改め けん がお届けします。

 

国が変われば価値観も変わる

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カンボジアで生活をしていて「日本人とカンボジア人は似ているな」と思うところは多々あります。

同じ仏教をベースとしているので、人間関係を重視するところや目上や年配の方を立てる考え方なんて、日本人なら共感するところもきっと多いはずです。

それと同時にカンボジアで仕事をしていると「日本人とカンボジア人は、やっぱり似て非なるものだな」と思うところも多々あります。

では何が違うのかというと、感覚的には理解しているものの上手く言葉にするのは難しかったのですが、最近読んだネットの記事で「なるほどな」と思うデータがありましたのでご紹介いたします。

 

日本人が「職場」に求めるもの第1位は? 日本だけが各国と違う結果に

リクルートが2013年にアジア8カ国、各国で500人前後を対象に行った調査によると、日本を除くすべての国で「高い賃金、充実した福利厚生」が「仕事をする上で大切だと思うもの」のトップとなりました。

一方で、日本は「職場の良好な人間関係」や、「自分の希望する仕事内容」がトップに。

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The Economic Timesが5月4日に掲載した記事では、688人の中堅レベルのインド人社員を対象に調査を行ったところ、「スキルの向上が見込めるかどうか」を最も重視する傾向にあり、その後に「給与」、「職場環境」が続いたと発表されています。

インドは国内での経済格差も大きいため、統計の解釈もなかなか難しいのですが、アジア地域でも、今後発展が進むにつれて日本のように給与以外のポイントが重視されていく可能性がありますね。

また、世界80カ国で人材サービスを提供しているマンパワー・グループが、オーストラリア、中国、メキシコ、アメリカ、イギリスの約4,500人を対象に類似する調査を行ったところ、56%が「仕事内容を重視」すると回答。

続く2位は「給与」。

しかし、国別に「転職時の基準」を調査すると、イギリスとオーストラリアを除き、「給与」が転職をする上で最も要視されているという結果が出ました。

その他、福利厚生(44%)、オフィスの場所(39%)、昇進の可能性(35%)、スケジュールの柔軟(31%)、会社のブランドと評価(20%)と続きました。

出店:MAG2 NEWS

 

 

カンボジア人の価値観は!?

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残念ながら上記のデータではカンボジアは調査対象外となっております。

ただ結果を見ていますとさすが周辺国だけあって感覚的に周辺国とカンボジアの価値観は似ているような気がしますし、もしカンボジアで同調査をすれば、きっとタイと似たような結果となるのではないでしょうか。

ちなみにタイの仕事をする上で大切だと思う項目は、上から順に「高い賃金と福利厚生(72.5% / 日本39.0%)」、「雇用の安定性(47.3% / 日本36.3%)」、「自分の希望する仕事内容(35.5% / 日本51.3%)」となっています。

逆に日本で一番順位の高い「良好な職場の人間関係」は、日本では56.0%に人が重視するのに対し、タイでは26.3%で5番目に大事な項目となりました。

もちこん人間ですから価値観に個人差はありますし、国ごとでひとくくりに「◯◯人はこうだ!」と言い切れるものではありませんが、全体の印象としては日本人と諸外国の価値観の違いを良く表しているデータだと思います。

 

価値観の違いを理解していないとどうなる?

カンボジアで仕事をしていると、信用して仕事を任せていたカンボジア人が急に辞めてしまって困ることがあります。

時にはウソをついたり、時には突然連絡が取れなくなったり、相手を信用していればしているほど、日本人の感覚からすれば「なんで!?」と赤提灯でグチ飲みしたくなりますよね(TT)

カンボジア人はよく言えば優しく、悪くいえば小心者な人が多いので、「条件が合わないので辞めます」と正面切って言ってくる人は稀です。

だから仕事を辞めるとき「家族が病気で…」などと理由を切り出してくることもあるのですが、それを真に受けて何とか一緒に解決してあげようと努力しても、中々うまくはいきません。

だって向こうの辞めたい理由は実は他にあるわけですから、こちらが親身になればなるほど向こうも気まずくなり、結果として「連絡が取れなくなる」なんてことになってしまうんですよね(^^:)

こちらが心を裂けば裂くほど、両者にとって精神的なダメージが大きくなるという不幸な負の連鎖です。

 

カンボジア人の価値観を理解するとこうなる。

もちろん全ての日本人が上記のような憂き目に合っているわけではありません。

日本人経営の会社でも、カンボジア人の心を理解して長くスタッフに愛されている会社は確実に存在します。

そんな会社の方を見ていると「よくカンボジア人の心がわかっているなぁ」と、いつも感心して勉強させていただきます。

例えば先ほどのように「家族が病気で…」とスタッフが切り出してきた場合、僕が(その人に辞めて欲しく無い場合に)なんと応えるかの一例を挙げさせていただきます。


そうか、大変だね。でも僕はあなたを高く評価しているし、今辞められてはこちらも困る。

ただあなたも家族が病気で大変だろうし、今僕ができることは一定期間、追加で給料を上げてあげること。

その間に僕は次の人材を捜すし、あなたはその間大変だろうけど、それを薬代にして家族の面倒を見てあげることはできないかな?

※他のスタッフへの口止めも忘れずに!


もちろんもっと上手いやり方もあると思いますし、そもそもこのあたりが上手な人は「家族が病気で…」なんて切り出されること自体が少ないと思います。

ただ日本人感覚で度ストレートに相談に乗るよりは、上記のように対応することで、その人が急に辞めてしまう確率が少しはマシになるはずです。

そして一度引き止めに成功したら、意外とその期間を過ぎてもしれっと仕事を続けているカンボジア人も少なくありませんし、その後に「ホントに病気だったのかな?」と疑いたくなるような言動をするかもしれませんが…、そこは追跡しないのが吉です。

そんな時は「ウソをつきやがって!」と相手を恨む前に、カンボジア人の価値観を理解できていなかった自分を振り返りましょう。

 

男女の関係にちょっと似ていません?

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このように「考えていること」と「言っていること」が違うということは、実は日本でもよくあることですよね。

特に男女の恋愛ではアルアルだと思いますが、例えば「私と仕事どっちが大事なの!?」なんてセリフを聞いたとき、今の仕事がどれだけ重要かを長々と説明し、相手に理解を求めるようなやり方をする人はきっとモテない人だと思います(^^:)

それよりも「淋しい思いをさせている」という相手の本音を理解し、それに対して適切なケアをできる人がきっとモテますよね?(僕もこの辺の恋愛の機微は苦手です)

日本の仕事でも同じで、クライアントが「私を侮辱しているのか!」と怒っているとき、「侮辱なんてしていません!」と力説して終わる人って、残念ながら絶望的にセンスがありません(笑)。

それよりも相手が怒っている(=困っている)理由を理解し、それに対してどのように解決の道筋を立てるかが圧倒的に重要です。

この辺の感覚は、恋愛でも仕事でも、そして日本でも海外でも同じです。

そして冒頭でご紹介したデータでも見ていただいた通り、日本人の感覚はむしろ世界では少数派のようです。その価値観で仕事をすれば、そりゃ上手くいかないことも出てきますよね(^^:)

言い換えれば冒頭でご紹介した「カンボジア人と日本人の価値観の違い」をちゃんと理解すれば、カンボジアの仕事でも、きっとモテモテになれるのではないでしょうか。

参考にしてください。



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