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カンボジア人のデモ、どころでは無い 大胆な教育改革!

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3日間に渡ってちょっと小難しいことを書いていますが、今日でこの「デモ・シリーズ」完結です!

そして、今日の記事が僕が本命で書きたかったことだし、カンボジアの明るい未来がかいま見れるので、是非最後までお付き合い下さいねm(__)m

 

カンボジアをはじめASEANでは、これから更にスキルを持った労働力が求められていることは、昨日までに書いた通りです。

【関連記事】

カンボジア人のデモについて考える

カンボジア人のデモについてもう少し考えてみた

 

ただ、現状は以下のような感じです(^^:)

 

2000年 及び 2012年 ASEAN 高技能・技術集約製造輸出量の総生産、輸出のシェア

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出典:ASEAN Community 2015

青:2000年 / 赤:2012年 /

黄:2012年 ASEANでの高技能製造輸出量のシェア

 

グラフを読み解くまでもなく、カンボジアめっちゃ低いです(==)

 

周辺国では「高スキルの技術集約型」の産業にシフトしていく中、カンボジアは未だにそれには対応していません(^^:) カンボジアにある工場といえば「単純労働を集約」した、縫製業などが目立ちます。

 

日本でも歴史の授業で、戦後の工業の発展の段階として「家内制手工業」とか「工場製手工業(マニュファクチア)」とか(僕もうろ覚えですが)習いましたよね(^^:)? カンボジアの工場は、この「工場製手工業(マニュファクチア)」が支流なんです。

 

それが悪いとはいわないけど、拡大するニーズに対応し一定水準の製品を低価格で多くの人に供給できるようにするには、多くの国がそれを実践してきたように、工業を「工場制機械工業」にしていかなくちゃ、カンボジアに進出してくる外資を獲得しきれません。

 

更に現状の産業でも、進出している企業がカンボジア人のスキルに満足している訳ではありません。

 

2013年 各卒業生のスキルが企業のニーズと一致する割合

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出典:ASEAN Community 2015

青:中等教育 / 赤:高等教育 / 橙:職業訓練生

 

各教育の卒業生で企業のニーズと一致している割合が、グラフ右のASEAN全体と比較して低くなっています。 カンボジアだけでみても、どの教育を卒業した人たちも企業を半分も満足させていない結果です。

 

これでは、今後拡大するASEANでの競争に乗り遅れてしまいます。

 

なぜ、カンボジアがこのような現状かといえば、いつも教育問題が話題に上ります。 そしてそこに、カンボジア政府も国をあげて対策を始めました。 以下、NHK ONLINE 様より引用いたします。

 

カンボジアで横行 カンニングの実態

nhk-online

カンボジアでは毎年夏に全国の公立高校の3年生を対象にした卒業試験が行われる。この試験で不合格になると卒業はできず留年になる。例年、この試験は8割の生徒が合格するが、ことしはおよそ10万人の受験生のうちわずか26パーセントしか合格できなかった。なぜ合格率がことしに限って激しく落ち込んだのか。背景には試験をめぐって長年行われてきた不正行為がある。(中略)

そこでカンボジア政府は、ことし初めて全国で本格的な対策に乗り出した。(中略)

不正行為の撲滅に全力をあげたカンボジア政府。しかしその結果皮肉にも多くの生徒が不合格となり追試が行われることになった。

出典:NHK ONLINE

 

ちなみに去年までの卒業試験では、約8割の生徒が合格していました。

だから今年の8月の本試験が合格率が26%だったことをうけて、カンボジアでも連日大騒ぎになっていましたよ(^^:)

 

その騒ぎを受けての追試、ちょっとは甘くなるんじゃ無いかと心配していましたが…

 

10月の追試でも、合格率はなんと18%! 

8月の本試験より厳しい結果で、カンボジア政府の本気度がうかがえますね!

 

カンボジア政府は、優秀な人材を求めて進出してくる日本など外国企業の期待に応えるためにも、不正防止の対策を強化したいとコメントしており、ハン・チュオン・ナロン教育青年スポーツ相は「政府が教育に力を入れなければ、海外からの投資家をひきつけることができない。この取り組みは、これからの若者のためになる」とも語ってます。

 

なかなか熱いコメントに、胸がきゅんきゅんします☆

 

そして今回の結果を受けて、もっと大荒れするかと思ってたカンボジア人。 現地の報道をみていても、意外にも今回の政府の対策を割と好意的にみている人が多そうです(^^)

 

これはカンボジアの未来にとって、明るいニュースですよね!

少なくとも、今の学生はちゃんと勉強して社会に出てくるでしょう。 数年後、先に紹介した統計が、どうやって変化していくのかが楽しみで仕方ないです(^^)

 

 

だからね。

今デモをしてるだけで、能力の伴わないカンボジア人がいたら…、数年後に優秀な人が増えると、ホントに仕事を失っちゃいますよ(^^:)

 

とにかく、ここから数年後のカンボジアの変化が楽しみですね!

 



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