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カンボジア人のデモについて考える

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みなさん こんにちは(^^) カンボジアの地味な生活情報を日本一熱く語る、げん 改め けん でございます☆

 

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カンボジアでは、賃金アップを求めたデモが度々行われています。

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月に100ドルちょっとで働く人が多い中、これだけ多くの外資企業が参入し、日々真横で華やかな世界を見せつけられてるわけですから、気持ちはわかります(^^:)

 

最新のスマホも欲しい! バイクが欲しい! 美味しい物を食べたい! 奇麗な服も来たい! だからお金が欲しい!! そりゃ、そうなると思います。

 

でも、だからデモっていう選択肢は、ちょっとどうかなと思ってます。

 

ちなみにカンボジア人の収入は、近隣諸国と比べても低い方です。

 

2012年の平均月収(ドル)

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出典:ASEAN Community 2015

縦軸:平均月収

 

だから「近隣諸国並みの水準にしてくれ」っていうのが彼らの主張。 これもわかります。

 

それに対して雇用者側の言い分としては「だって近隣諸国より生産能力が低いんだもん」となる根拠が、下のグラフです。

 

2012年ないし最新の労働生産性と平均月収(ドル)

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出典:ASEAN Community 2015

縦軸:平均月収 / 横軸:年間の労働生産性

 

上のグラフで見ると、カンボジアと同水準の賃金のラオスやパキスタンと比べても、カンボジアの労働生産性は低く、雇用者の「生産性低い」という主張もうなづけます。

 

雇用者の目線から見ても、カンボジアをはじめ オレンジの斜め線より上に入っている国は、まだ恵まれた労働環境にあるといえます。(日本も恵まれた方なんですね)

 

 

だからといって、僕はカンボジア人の収入が低いままでいいと思っている訳ではありません。 冒頭にも述べましたが、これだけ周辺で豊かな生活を見せつけられれば、誰だってもっと豊かに過ごしたいと思うのは、人として当然の願望です。

 

ただ、デモという手段には反対です。

これからASEANが統合し、良くいえば規制緩和で自由な選択肢が増えます。 でも裏を返せば、競争が激化するともいえるのです。

 

カンボジアに進出している外資企業の経営者から「カンボジアで優秀な人材を見つける(育てる)のは難しい」という話を聞くことがありますが、それを裏付けるのが下のグラフです。

 

熟練スタッフ発掘の難易度と企業のスタッフへの投資と研修

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出典:ASEAN Community 2015

縦軸:熟練スタッフ発掘の難易度 / 横軸:企業のスタッフへの投資と研修

 

確かに、研修にかけた投資見合いで考えると、カンボジアで熟練した労働力を見つけるのは難しい現状。 こうした状態を続けていると、ASEAN諸国の中でもカンボジアは投資に見合わない国となってしまいますよね。

 

 

カンボジアで収入を上げる最良の方法が、デモだとは思えません。 仮に100ドルの月収が、デモで150ドルに上がっても、きっと彼らの満足する生活水準にはならないと思います。

 

それよりも現状カンボジアで不足している「優秀な人材」になれば、おのずと収入は上がります。 英語や職業訓練、コミニケーション能力、マネージメント能力などを磨けば、今の収入を何倍にも増やすことが出来るのが、現在のカンボジアの魅力だと思います。

その方がデモより早いし、ASEAN統合後はきっと更に稼げるようになりますよ。 僕もそんなカンボジア人を応援したいと思っています。

 



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